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煎茶の作法
煎茶の作法は、家元により異なり様々だと言われています。
煎茶には煎茶道と呼ばれるものもあり、茶道よりも堅苦しさが少ないのが特徴です。
もう1つの特徴としては、使われる道具が小さいということでしょうか。
全てを並べて見てみると、一見おままごとのような感覚にとらわれるほど小さく可愛い道具でお茶を立てます。
どんな道具を使うかと言いますと、涼炉・火炉・烏府・火斗・炉扇・羽箒・火箸・炉屏・ボーフラ・水柱・洗瓶など、その種類は実に豊富にあります。
作法に関しては、流派により多少違いや個性などがありますから、一概にこうだと説明することは出来ませんので、ここでは一般的な和式作法について説明したいと思います。
まず煎茶で使用する容器は、急須・茶の分量は小さじ2杯・茶を入れ冷ますまでの時間は1~2分・湯の温度は80度程度となっています。
他にも番茶・玉露などありますが、それぞれ茶の分量や使用する容器、冷ます時間などが異なってきます。
ここでは煎茶を中心に紹介していきます。
まず作法で注意していただきたいのは、消毒薬が混入している水は避け軟質を選びます。
お湯は1度沸騰したものを、茶器は陶磁器を用いるほうが良いでしょう。
戻りつぎは、数回行い濃淡なきよう入れます。
どの作法でも同じですが、急須には決して煎汁は残さないように注意が必要です。
そして、より良い茶葉を使用する為にも良い茶葉・悪い茶葉を見分けられるようになる必要があります。
煎茶ですと、色は濃緑のほうが良いですね。
赤味や黒味を帯びているものは、質の悪い茶葉なので注意して下さい。
香りは青臭かったり、焦げ香、移り香などあるものは避ける必要があります。
良い香りは強い爽快感のあるものですので、使用する前に一度茶葉の香りを嗅いでみると良いでしょう。
滋味は苦味・甘味・滋味がバランスよく調和しているもので、何れかが偏っているものは使用しないようにして下さい。
作法を始める前に、まず下準備としてそれらをしっかり頭に入れておく必要があります。
特に茶葉の良し悪しは重要になりますので、どんな茶葉が茶道に向いているか見極める必要があるでしょう。
ちなみに会席料理でのお茶とお菓子についてですが、料理の前に煎茶とお菓子が出されるようになっています。
飲み方は茶たくごと手前に引き茶碗は右手に、左手は軽く糸底に当てて飲みます。
お菓子は生菓子と干菓子がありますが、何れも大皿に盛ったあと懐紙に取ります。
この時お菓子は全て口に持っていくのではなく、手で適当に割っていただくのが常識となっています。
茶道よりも堅苦しくはありませんが、最低限の作法はしっかり頭に入れておくようにしておきましょう。